アイドルにおける「シンメ」という関係性
こんばんは藍です!
今日はアイドルにおける「シンメ」について語ります。
多分、ジャニーズを履修していなければわからない単語だと思います、シンメ。
起源はおそらくKAT-TUNぐらいから。それ以前はあんまり言われないはず(私調べなので違ったらすいません)
私は最初はシンメに興味ありませんでした。まぁオタクが都合よく作ったものでしょ、くらい。
でもアイドル論を考え始めて思いました。
シンメってすごくない?
と、いうわけで今日はセンターエース論を基にしたシンメの魅力について語ります!!!
まずはシンメってなに?ってことではいこちら。
https://d.hatena.ne.jp/keyword/シンメ
対称のシンメトリーからきていて立ち位置が正反対にいることです。
有名なところでいうと亀梨と赤西、テゴマス
私が好きなところでいうとセクゾの菊池風磨と中島健人、あとウエストの淳太くんと照史くん、すのの岩本照とふっかとかトラジャの松松コンビとかとか。
どっちかのオタクは2人セットで推してることが多いイメージ。
まぁ定義づけはそんな感じで(定義づけ苦手ウーマン)
さぁさぁ、シンメのエモポイントを語っていくよ!振り落とされんなよ!!!
①補い合う関係性
シンメはタイプが真逆なことが多い。
キンキとかはもろそうですね。まぁキンキさんはシンメ界のトップなんで(???)
お互いにないものを持っています。
例えば、セクゾの中島健人はキラキラ王子様で、指先までアイドルを演じる人。生徒会長。
反対に菊池風磨はどちらかというとちょっとヤンチャで、自然体でアイドルをやっている人。体育委員長。
この2人はお互いになりたくても、なれない。
風磨くんはテレビで甘い言葉を言いまくれないし、ケンティーは後輩とのリモート通話を企画できない。
お互いに得意分野を生かして、グループに還元している。
2人は「別方向」を向いている。
補い合う、と言ってもどっちかが特別実力がないというわけではない。
俺が歌やるからお前ダンスな、という話ではない。
歌もダンスもできることが前提で次の武器として「お前はそっちで俺はこっち」をやっている。
グループ単位でもシンメによって補い合うことはできる。
例えば、私がすのーまんのメンバーだったとしよう。(想像を膨らませてください)
パフォーマンスで大きなミスをしたらまず、ひかるくんに厳しく叱られるだろう。そういうストイックさがあるので。
そして落ち込んでたら、きっとふっかさんは明るく声をかけてくれるはずだ。
そうやって「バランスをとる」ことができるのが、この2人だと思います。
つまり、お互いにないものを「補い合う」ところがシンメのよさです。
②深い理解と信頼関係
シンメはとにかく一緒にいる時間が長い。
2人セットで扱われることが多いので、一緒の仕事も多いし歴も長くなる。
熟年夫婦と呼ばれる関ジャニ∞の横山裕と村上信五はお互いのことをこう言ってます。
横山→村上
「あいつにはムラがない。俺は感情のまま動くタイプやけど、あいつは理性で動ける人。でもな、乾杯のあいさつとかめっちゃ長くて堅いねん(笑)。記者会見とかも堅く喋ったりするんで、もうちょっとざっくばらんにいこうや…って思うことがありますね。僕はそういうヒナちゃんのことが、きっと大好きです(笑)。」
村上→横山
俺、自分のことは全然わかってないからなぁ。ヨコのことは、わかるっちゃわかる。でもヨコが俺にしてくれてるみたいに何かできるかって言ったら、できへんからね……。
出典「with」2012年6月号『C∞MBI i』
参照(https://matome.naver.jp/odai/2142700505430697601?page=2)
相手のことをめちゃくちゃ理解しているんです………自分のことよりも………
お互いに理解しているからこそ、補いあえるし尊重できるんだと思います。
③絶対に相手のようにはなれないという「コンプレックス」
この辺りは本人しかわからない、想像の話です。
正反対の考えを持つ人間が一番近くにいるというのは、ある意味コンプレックスを常に自覚させられるものだと思います。
考えが理解できない、意見が合わないというのは仕方ないことです。人間だもの。
私が知ってる中でも菊池風磨と中島健人は昔喧嘩しまくってたそう。
十代で自分と正反対の人間を理解しろ、なんて難しいに決まってる。
今は年長者として、お互いを理解している、最高のシンメだと思います…
あとは、このブログを書こうと思ったきっかけのHiHiJetsの「はしみず」のシンメですね。
ドキュメンタリーを見て、この2人の関係性がすごいなと思ったんです。
ジュニア歴10年以上、ずっとシンメでやってきた2人。高校も一緒で生年月日一日違いの2人。
ただ、考え方がかなり違うみたいです。
みずきは「仕事が好きで、仕事してない時はなにしたらいいかわからない」という仕事人間。
私生活の優先順位が限りなく低い人みたいです。
ほんとに、未成年でこの考えってなかなかいない…
この辺からファンに怒られそうなんですが、きっと橋本涼は「普通の学生」の意識が強すぎたんだと思うんです。
私生活よりも、自分の人生よりも、自分の感情よりも「アイドルの仕事」を優先できなかった。
きっとこの部分についてはなかなか2人は分かり合えない部分だと思います。
この正反対の部分を、うまく消化して、飲み込んで、理解できる関係性になれる日を楽しみにしてますまじで。
長くなったので、一旦この辺でまとめましょう。
次回で少し補足をします。
シンメという関係性は正反対で、補いあっている素敵な関係性です。でも、そこに必ず相手の理解できない部分があったりだとか意見が合わない部分があるという部分にエモさを感じます。
次回、センターとエースにおけるシンメとは?
お楽しみに!
P.S
iPad用のキーボード買ったらめちゃくそ打ちやすくて楽しい